地元の素材を活かし、地域振興のなかで生まれた
地球にも、身体にも、お肌にも優しい化粧品
『日本書紀』にも記される佐賀県加唐島。この島で自然の力に任せて育った天然ヤブツバキの実から非加熱抽出するビタミンE高保有の椿油は、今も島の方々により大切に継承されています。この歴史ある椿油を使って次世代につなぐ、地域振興のなかでつくられたシンプルな化粧品です。
地域の魅力を掘り起こして町と人を豊かにするための「地球まるごとデザイン」のプロジェクトを進める唐津市の広告・デザイン会社、バーズ・プランニングが手がけています。
丁寧な手作業から生まれた伝統の椿油を
時代のニーズを捉えたデザインで
加唐島の椿油は、今でも島の方々の手でひとつひとつ丁寧に採取されており、コールドプレス(非加熱圧搾製法)で搾油からろ過まで、すべて手作業でつくられています。また、種の搾りかすは、商品に使用するほか、肥料として椿が自生する林に戻し、余すところなく循環させ、地球にも、身体にも、お肌にも優しい化粧品です。
当社では、かつての「髪の毛にだけつけるもの」といった椿油のイメージを転換するため、椿油を使ったワークショップを島で繰り返し開催するほか、島外の方にも椿油の魅力を知ってもらうため、子どもから大人まで島の自然に触れることができるイベントも催してきました。
かけがえのない大切な資源を、時代のニーズにあった形にデザインすることにより地域活性化、地域産業の次世代への継承を目指しています。