唐津の老舗豆腐店の名物「ざる豆腐」を石鹸に
見て楽しく、使ってうれしい新たな唐津土産を開発
佐賀県唐津市で江戸時代から続く老舗・川島豆腐店は、「ざる豆腐」発祥の店として、近年ではグルメガイド「ミシュラン」で星を獲得した料理店を営むお店としても知られています。そんな川島豆腐店の味わい豊かな豆乳を使って新たな唐津のお土産がつくれないか、豆腐店と同じ町でカフェを営む女性オーナーの想いが、見て楽しく、使ってうれしい洗顔石鹸として結実しました。
石鹸置きとしても使える小さなざるに、透明感のある白くて丸い石鹸が入っている様子は、まるでざる豆腐。見た目にもこだわり、もらってうれしいお土産となっています。
絹ごし豆腐よりなめらかなもっちりしっとりの洗いあがり
なにより「自分が使いたい!」と思えるものを
付属のネットを使い泡立てたきめ細かくもっちりした泡が、しっとりと洗い上げ、絹ごし豆腐のように白くてなめらかな肌へと導きます。豆乳発酵液や唐津・加唐島のヤブツバキから採れる椿油などを配合し、香料や防腐剤、泡立ちを良くするための界面活性剤などを配合せず、安心・安全にも気を配っています。
以前からコスメにも興味があったと話す発案者の前田さん。唐津市をPRするコスメの商品開発を対象にした市の補助を受け、1年半かけて製品化しました。
どうせつくるなら自分が使いたい!と思う良いものにしたいと、石鹸の開発中に洗顔について学び、より肌に良いものや汚れ落ちなどにこだわるようになったといいます。現在では、たんなる「唐津土産」ではないこだわりコスメとして評価されはじめ、唐津のみならず、佐賀県内のさまざまな場所に並んでいます。