農村ビジネス※1 をキーワードに、公募で選ばれた農家のブランディングをサポートするプロジェクト。現在、業態の異なる5つの農家が、クリエイターとチームを組み、デザインワークや商品開発を進めています。歩幅はさまざまですが、それぞれの農家がクリエイターとともに、課題を見つけ、可能性を掘り起こし、解決策を模索しています。(2021年)
※1 農村ビジネスとは、農産加工品の開発、製造や農産物直売所、体験・観光農園、農家レストラン、農林漁業体験民宿等の農山漁村にある資源・魅力を活かした取組で、生産者の所得向上と地域の活性化を目指すものです。
これまで農業から遠いところにあった「デザイン」を農業経営に活かし、ビジネスモデルとして確立できればと思います。
【大川三世代】
観光農園とカフェを営む、伊万里の梨農家を中心とした現代の百姓グループ。デザイナーの提案により、ロゴマーク、パッケージ、リーフレットなどが次々とかたちに。並行して、パティシエとともに進めてきた商品開発は、梨のコンポートを載せたチーズケーキが誕生。
クリエイター|前崎成一/グラフィックデザイナー、江副直樹/コピーライター
【いとう養鶏場】
武雄郊外でひよこから育てる山の採卵農家。デザイナーのデジマグラフとは、プロジェクト開始前からの付き合いであり、HPの見直しにとどまらず、加工品や新たな販売方法などの提案がなされ、複数のプロモーションツールがかたちになった。
クリエイター|羽山潤一/グラフィックデザイナー、村川佑子/プランナー・コピーライター、横山洋平/Webデザイナー
【ナカシマファーム】
嬉野の田園地帯でチーズ工房を営む酪農家。検討を繰り返したロゴマークの完成を経て、商品パッケージは複数のアイデアが立て続けに実現。かねてから準備をしてきたミルク出しコーヒーの本格的な販売も始まった。
クリエイター|小林一毅/グラフィックデザイナー、二俣公一/空間デザイナー
https://www.nakashima-farm.com/
【平田花園】
唐津で、体験農園や直販に取り組むカーネーション農家。ロゴマークのリデザインを起点に、サイン計画、パッケージ関係、HPのリニューアルなどが実現しつつある。
クリエイター|先崎哲進/グラフィックデザイナー
https://hiratakaen.clavel-japan.jp/
【トミービーフ】
白石町で肉屋とカフェを営む畜産農家。商品のよさを確実に伝えることに重点をおきHPの制作に注力。お店のコンセプトを伝えるブランドサイトと、ネット販売を主な目的とするECサイトは、デザイン、写真、コピーのどれをとっても高品質な仕上がりに。
クリエイター|岩下建作/グラフィックデザイナー、西村里美/コピーライター、門司祥/フォトグラファー、小柳洋介/Webデザイナー
県民一人ひとりが意識を持って「事故ゼロ」に。
店先の歩道を活用し、 ウィズコロナの時代のスタイルを生み出します。
「佐賀で実現したら絶対面白いのに!」を“勝手に”プレゼン。
佐賀県の「本物」を詰め込んだ日めくりカレンダー。
県全体に「歩くライフスタイル」を喚起・推進しています。
観光地から何気ない日常の風景まで。
こどもから大人まで、見て、聴いて、触って、楽しむ
磨き、稼ぎ、伝わる農業へ。
旧知事室・来賓室・応接室をみんなの「教室」へ。
「弘道館」を模範とする21世紀型藩校。
従来の有料待合室を、より快適に過ごせるラウンジにリニューアル。
高校生による佐賀の魅力発掘につながる企画コンテスト。
新しい人の流れ、交流の場のため用途が限られていたスペースをリノベーション。
日常も非日常も楽しめる、新たな価値を創造するエリアへ
オランダの多彩なクリエイティブに触れる
人が集い、賑わう空間にリノベーション。